ごあいさつ
世界中のすべての子どもが幸せになってほしい。という願いをこめて、
2004年に特定非営利活動法人こどもプロジェクトはスタートしました。
難病のこども、
障がいのある子ども、
外国人の子ども、
親のいない子ども、
さまざまな条件や環境が与えられても、心から輝く笑顔であってほしい。
子どもや女性にとってまだまだ生きにくいと思われる日本であっても、
本当はみんなの一番の願いであると信じて活動を続けてきました。
そして2011年3月。
東日本大震災。。それを引き金に人災である未曾有の原発事故が日本を襲いました。
起こるすべてのことに無関係な人は誰一人としていないということを、
改めて思い知らされました。
でも子どもの笑顔のために動けば、みんながひとつになって幸せになれる。
それを実践できる子ども・子育て支援はこれからが本番です。
みんな心でつながって、航路を外れてしまっている大きな船の舵を、
光の未来に向けて一気に切りなおしましょう。
NPO法人 こどもプロジェクト 理事長 福田 恵美
【profile】
東京生まれ。
成蹊高校卒業。聖心女子大学文学部教育学科児童心理学 専攻
大学卒業後、株式会社和光入社。
難病の長男誕生後退社。(約9年勤務)
4年間国立小児病院にて、入院看護に専念。
1998年 東京大学先端科学技術研究センター内にて、TLO法成立後初めての技術移転機関の立ち上げに参画。(現㈱東京大学TLO)
1999年 東京大学生産技術研究所 所長秘書
2000年 オーストラリアのドナルド・マクドナルド・ハウスのチャリティー研修を受け、国、自治体、企業、市民の協働を目指してCSRの啓発活動に転じる。
2001年 ボランティア国際年に、企業人のためのボランティアアクションプロジェクトの事務局。企業70社NPO120団体協働のイベント開催。
2002年 しぶやボランティアセンター内に、企業ボランティアネットワークしぶやサロンを立ち上げる。企業の社会貢献とNPOの勉強会を隔月開催。
★ 2004年 NPO法人こどもプロジェクトを設立。
企業とこども・子育て支援NPOのコーディネートや企業への啓発活動。財団法人こども未来財団の委託にて子ども関連(特に障害児、難病児の子育て)と企業の調査研究。企業向き子育て支援勉強会や交流会を開催。
2005年〜 文部科学省家庭教育支援事業の委託(3年)で、こども子育てポータルサイト「東京こどもセンター」運営。
2007年〜 國學院大學法学部兼任講師。
2011年 東日本大震災直後より、福島から東京に避難されている母子支援に注力。
2014年~ 被災児童の自然体験を主としたリフレッシュキャンプを長野県上田市でスタート(年3回、2泊3日)。モデル事業化を目指す。
2017年 東京都杉並区阿佐谷に、東日本大震災の被災児童の支援のための居場所、リベルタをオープン。親子のイベント等開催。(復興庁、福島県補助事業)
2018年 阿佐ヶ谷リベルタにて月2回リベルタこども食堂(毎月第2・第4水曜日17時30分~)をスタート。
2020年 新型コロナ感染拡大の影響で孤立、貧困等に陥った要支援の子どもたちのためにリベルタこども食堂テイクアウトとパントリー、ひとり親や福島避難家庭にこども宅食をスタート
2021年 武蔵野市吉祥寺にてリベルタこども食堂セカンドをスタート。月1回成蹊大学困窮学生、ひとり親家庭、福島避難親子にパントリーや宅食を開催(協力 成蹊大学ボランティアサークル RootSeikei、ももの木等)
國學院大學兼任講師「政治と社会参加」等 (2007年~2022年)
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リベルタの概要 https://peraichi.com/landing_pages/view/cafeliberta
●オーストラリア・シドニーの「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪ねて(ビデオ 約9分)
●理事
福田恵美
齊藤美子
下田聡子
●監事
鈴木秀昌 辻製油株式会社 東京事務所所長